文部科学省の平成29年度「連携・協働による消費者教育推進事業」における消費者教育推進のため の実証的共同研究
キッズタウンKYOYAMA2017開催レポート
■日時 平成29年12月3日(日)
■場所 岡山市立京山公民館 会議室(〒700-0016 岡山県岡山市北区伊島町2丁目9−38)
■出席者 子ども79名 ボランティア75名(就実大学・短大43名、明誠学院高等学校32名)
京山公民館で「キッズタウンKYOYAMA2017」が開催されま した。
【まちの遊び方】
①受付をし、市民証とお祝い金100ペアをもらう(※ペア=円)
②オリエンテーションを受け、遊び方の説明を受ける
③働く場合…ハローワーク→ 職場(給料30分)→
銀行100ペア受取る→ 税務署20ペア納める
学ぶ場合…こども大学(給料30分)→
銀行100ペア受取る →税務署20ペア納める
買い物・遊びする場合…デパート・レストラン、 ゲームセンター・迷路など
子どもたちはまず初めに市役所で市民登録を行い、オリエ ンテーションで詳しい説明を受けました。次にハローワークで 仕事を探したり、子ども大学で勉強をしました。各自が自分で 就きたい職業を選び、仕事を一生懸命しました。
実際に、うどん屋さんではうどんを湯がいてつゆを入れたり 盛り付けをしたりして働きました。うどんは実際に使っている 調理器具を使ったので、子どもたちも本当にお店をしている 気持ちになれました。カレー屋さんでは、子供たちが分担して 具材を切ったり皮をむいたり炒めたりしてカレーを作りました。 ボランティアスタッフは、授業で毎週調理実習をしているので、 子ども達をうまくサポートできました。
子ども大学では、専門家をお招きしてフェアトレードについ て教わったり、絶滅危惧種の話を聞き植物を植えたり、うら じゃについて学び、一緒に踊りました。普段ではできない貴重 な体験をすることができ、楽しく学べました。
こども市長と議員さんが考えたゲームコーナーでは、農家 体験として栗拾いをしたり、荷物に見立てた箱を積み上げる 配達屋さんなどをして競い合いました。また、ペットボトルで 作ったボウリングやスリッパでゴルフなどのゲームもあり、景 品にはお菓子がもらえました。
京山ファクトリーでは、商店街で売るための商品の紙トンボ、 コロコロゲーム、オーロラボックス、きらきらバッチ、ブーメラン などのおもちゃや雑貨を作りました。
警察署では、走っている人に違反カードを渡したり、落し物 があったら放送して落とし主にお知らせしました。
イベントの最中には就実の森に生えている竹で作ったパン フルート(竹笛)を吹いて演奏するおじさんや岡山市長も来て くださり、子ども市長に任命書を渡したり、子供たちにも大人 気でとても盛り上がりました。
最後に市民総会をし、売り上げ数の発表や市民アピールを 出すことが決まり、1日だけのまちは終了しました。
記録:ボランティアスタッフ